片瀬山への行き方は城山(しろやま)と途中の分岐まで一緒です。
こちらの記事を参考にしてください。→
城山の記事へ
城山と片瀬山の分岐を右に行くとすぐ左に、3つの仏像があります。
ここで道が二手に分かれていて、標識がないので一瞬迷いますが、この仏像の前を通って左方面へいくとすぐに片瀬山に登る遊歩道がありますが、現在通行止めです。
山頂まで行けますが、電柱が立っているだけで頂上の表示もなく、木が生い茂っていて景色は望めません。
今井浜方面にも抜ける道がありますが落ち葉が多く滑りやすかったので諦めました。
そして、本題はここからです。
ここから先は、怖い話になるから無理して読まないでください。
先ほど、3つの仏像の前を左に行きましたが、右はというと・・・。
私は、年に数回城山に登っていますが、今回初めて片瀬山に登りました。
夕暮れ時でした。こちらの仏像を通りかかろうとしたとき、女性の声が微かに聞こえました。
(ちなみに私は霊感もなく、お化けすら信じないタイプの人間です。)
気のせいかと思い、さっきの右の道が妙に気になっていたのでそっちの道へ。
その道は、10mほどの登りのスロープです。
先に何があるかは見えませんでした。
5mほど歩くと、草むらに真四角の石、お酒のビンがありました。
人気の少ない山道に人口的なものがあるのが不自然でした。
足元には、コップや子皿の割れたものが散らばっていました。
なんで?なんで?と思っていたすぐのこと!!
スロープを登りきった先に見えたのは・・・・
なんとっ・・・・
火葬場の炉でした!!!!
モロです!!錆びきった鉄の扉が開いており中は焦げているのと暗いので真っ黒でした。
見たのは、1秒もなかったと思います。
地蔵・・・・・仏像・・・・お酒の瓶・・・割れたお皿とコップ・・。
その一瞬、私の頭の中ですべてが繋がりました。
猛ダッシュで山道を駆け下りました。
そこを離れるまで私の耳には鈴の音が聞こえました。
3体の仏像は供養のため、手前にあった子供を抱く1体の仏像は赤子の霊を供養するためにおかれたものなのかもしれません。
地元のひとに聞くと、確かに昔そこに火葬場があったそうです。
しかし、時が経ち、お年寄りの方が知っているくらいで、若い人たちはほとんど知らないようです。
お年寄りの方でも、場所を知っている人は少ないようです。
私は、あの一瞬に見た炉の残像が消えなくて、こうして思い出すだけで気分が悪くなります。
この辺には、心霊スポットで有名な『旧天城トンネル』や『東伊豆町・隔離病棟』などがありますが、それを抜く心霊スポットだと思います。
この記事を読んで、遊び半分で行かないでください。何かあっても自己責任でお願いします。
そして、今回の紹介は他のサイトにも未だ無い初公開かもしれません。
まさに未開の地だけに、何が起こるかは現時点でわかりません・・・。
まさにあの世とこの世を結ぶ入口のようでした。